翻訳と辞書 |
共犯者 (松本清張)[きょうはんしゃ]
『共犯者』(きょうはんしゃ)は、松本清張の短編小説。『週刊読売』1956年11月18日号に掲載、1957年2月に『森鷗外・松本清張集』(文芸評論社・文芸推理小説選集1)収録の一編として刊行された〔その後、新潮文庫などに収録されたが、初単行本化は森鷗外作品との併収本であった。山前譲「『点と線』以前の初期単行本」(『松本清張研究 vol.2』(1997年、砂書房)に収録)参照。〕。 1958年に大映で映画化、また6度テレビドラマ化されている。 == あらすじ ==
内堀彦介は15年間、食器具の外交員として全国を回る貧乏な生活を送っていたが、今では膨大な財産を持っている。その資金は実は、年下の漆器販売外交員・町田武治と組んで銀行強盗を働き、奪ったものであった。二度と会わない、連絡を取らないと町田と約束し合って別れたものの、内堀はかつての共犯者から脅迫されるのではないかという疑念に苛まれる。穿鑿を始めた内堀だったが、敵は思わぬ場所から出現した……。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共犯者 (松本清張)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|